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- TALK 採用担当者×ゲンカイシラズ座談会3

みなさんはこれから、どんな方向に向かって自分を、そして兼松を導いていきたいと思いますか?
いま私は職能部門にいますが、社内を見渡せば「営業から職能へ移った人」、「職能から営業へ移った人」と、それぞれの専門知識を活かしながら活躍しています。なので、私も商材に固執することなく世の中を俯瞰して新しい仕組みをつくれるような人になりたいですね。
将来的には、業界に影響力を与えられるような存在になりたい。航空業界の商権はある程度決まっているので、右から左への横流しだけでは厳しい面もあると思います。そういった中で危機感を抱き、主体的に周囲をけん引して取り組んでいけるような器を磨いていけたらと思います。、具体例をあげると、例えば事業創出をしてみたいですね。アイテムが私の扱うヘリコプターならドクターヘリを運営する会社を立ち上げる。そこへヘリを納入できますし、ヘリ自体が収益を生み出します。医療施設や協力会社など、ワーキンググループを自ら組成し周囲を巻き込みながらも社会に影響を与える、とかね。
我々が扱う鉄鋼製品は中間素材だから、需要の裾野は広い。需要自体が枯渇する危機感は薄いけれど、時流の需要に敏感でなければならない面があります。いまは「流行にキャッチアップする」という意識ですが、将来的にはトレンド自体を仕掛けていく側を目指したい。流行しているものに“お金”は必ずついてきますから。

エビの国内生産量って10%もないんですね。消費する90%以上は輸入に頼っているわけで、安心して食べられるエビを輸入し安定供給することが私のミッション。今後も日本のお客さまと信頼関係を深め、やはり私も業界で認められる存在になりたい。その後機会があったら、今度は海外で勝負してみたいですね。サプライヤー側としての川上のフィールドで経験を積めば、私の後任担当を手厚くサポートすることもできる。
仕事するうえで心がけたいのは、心の甘えをなくし自律的に動いていくこと。当事者意識がないと大きな責任を果たしていくことはできないし、成長はありません。自分の立ち位置を常に客観視してこれからも成長していきたい。そうしたなかで、同期が頑張っている姿は喜びですし、刺激や励みになります。
採用担当の私にとっても、現場の最前線でバリバリ戦っている同期の存在はモチベーションの源だな。
私は「あきらめない」をキーワードに、道を切り開いていける人間に成長したいですね。
3.11の東日本大震災のときのこと。僕らが配船していた便で、5千トンの大豆ミールを積んだ船がありました。3月12日に鹿島港に入る予定だったのですが、港が全面クローズ。津波の影響で数隻の巨大コンテナ船が座礁していたためです。
船は何日も待ってくれない。お客さま(餌メーカー)は鹿島の工場でフル生産して、物資の不足する東北へ商品(家畜用の餌)を届けたい。兼松としてはなんとかしなければならない……。
突発的な状況下で、即断が求められる瞬間だよね。
そうなんです。そこで急きょ、船を北海道の苫小牧港へ回し、名古屋港まで南下させることにしました。途中の航路で、必ず鹿島に寄ることになる。それまでに港が再稼働することを祈って。課長とも相談しながらその判断をしたのですが、その後いろいろな問題が出てきました。植物検疫やSOALS条約(海上における人命の安全のための国際条約)といったルールに抵触してしまう苦肉策だったため、農林水産省や国土交通省に「特例を認めてくれ」と詰め寄りました。
震災後の週末が明けると、鹿島の港から「水深5Mまでなら入れます」との連絡。急きょ船会社に電話し、兼松の船が入港できることが判明。しかし、時すでに遅く、船は鹿島を超えて千葉沖まで出てしまっていました。
(沈黙)

「すぐ戻って、鹿島に入港してください」。
最初は相手にされなかったのですが、「牛も豚も生きている」、「その命をつなげなければ」と必死に交渉。結果、これが震災後に鹿島港で最初に受け入れた外国貨物となりました。兼松の船がなかったら、飼料原料がきれてしまうとこだったと各方面から評価されたのです。相手が政府機関だからとか、ルールだからといった理由で簡単にあきらめちゃいけないのだと痛感しましたね。
ムリを通してもらった国土交通省のHPにも掲載されました。船会社も大きなPRになりハッピー。飼料メーカーのお客さまもハッピー。私の部署も評価していただきハッピー。全員がWin-Winの大団円だった。もう一度、こんな仕事がしてみたいと思っています。
あきらめない。そして、責任から決して逃げない。みなさんが話してくれたスピリットは、それこそが兼松の姿なんでしょうね。そんな情熱を秘めた社員が、当社にはたくさんいます。一人ひとりの“やりたいこと”を強力にバックアップしていきますから、壁にぶつかったらいつでも相談してください!









